[10日 ロイター] - 米国株式市場は続落して取引を終えた。8月の卸売物価指数(PPI)と原油価格の急伸を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来週利上げに踏み切るとの懸念が強まったほか、米国債利回りの上昇で株式の相対的な魅力が薄れた。
主力の半導体銘柄が軟調となり、エヌビディアが2.3%安、マイクロン・テクノロジーが4.9%安でS&P総合500種の下げを主導した。前日にiPhoneの大幅刷新を発表したアップルは3.6%上昇した。
イラン紛争でホルムズ海峡と紅海の双方の原油供給ルートが混乱する中、北海ブレント先物が6%超上昇して1バレル=107ドル台となり、インフレ懸念からFRBが来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げするとの見方が強まった。
米10年債利回りは約3年ぶりの水準に上昇し、30年債利回りは19年超ぶり、2年債利回りは2年超ぶりの高水準に達した。
ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「短期ゾーンで利回りが上昇しているのは、FRBが今後数カ月以内に利上げする公算が大きいためだ。長期ゾーンでは、債務・財政赤字の問題や根強いインフレが理由で利回りが上昇している」と指摘。「利回り上昇は株式市場にはマイナスだ。バリュエーションを押し下げ、企業活動のコストを高め、消費者にとっても生活コストの上昇につながる」と述べた。
米労働省が10日発表した8月のPPIは前年比5.4%上昇した。伸びは7月の4.8%から加速し、予想の5.3%も上回った。エネルギー価格の再上昇が影響した。市場は11日発表の消費者物価指数(CPI)に注目している。
S&P500の主要11業種のうち9業種が下落し、素材や情報技術の下げが目立った。
個別銘柄では百貨店大手メーシーズが4.7%下落。通期見通しを引き上げたものの、投資家を納得させるには不十分だった。
アパレルメーカーのアメリカン・イーグル・アウトフィッターは14%急落。消費者の自由裁量支出が不安定な中、通期の既存店売上高見通しを据え置いた。
S&P500では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.0対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は151億株。直近20営業日の平均は149億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 52064 -316 -0.6 52291 52291 51962
.10 .56 0 .85 .85 .71
前営業日終値 52380
.66
ナスダック総合 26081 -171 -0.6 26021 26178 25979
.73 .62 5 .05 .25 .54
前営業日終値 26253
.34
S&P総合500種 7591. -44. -0.5 7594. 7612. 7580.
70 66 8 74 86 06
前営業日終値 7636.
36
ダウ輸送株20種 20562 -11. -0.0
.67 21 5
ダウ公共株15種 1073. -9.9 -0.9
07 1 1
フィラデルフィア半導体 11614 -317 -2.6
.17 .16 6
VIX指数 17.84 +1.3 +8.3
8 8
S&P一般消費財 1849. -8.4 -0.4
68 2 5
S&P素材 637.7 -9.5 -1.4
8 7 8
S&P工業 1440. -10. -0.7
72 18 0
S&P主要消費財 917.2 +2.2 +0.2
9 3 4
S&P金融 944.1 -2.8 -0.3
2 1 0
S&P不動産 274.0 -2.4 -0.8
0 1 7
S&Pエネルギー 989.5 -4.2 -0.4
7 1 2
S&Pヘルスケア 1927. -10. -0.5
68 27 3
S&P通信サービス 455.0 +1.1 +0.2
2 4 5
S&P情報技術 6924. -65. -0.9
41 68 4
S&P公益事業 429.4 -4.3 -1.0
1 5 0
NYSE出来高 12.34
億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 6393 - 大阪比
0 1160
シカゴ日経先物12月限 円建て 6386 - 大阪比
0 1230