[ワシントン 10日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が10日発表した8月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.0%減の398万戸と、2025年6月以来、14カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。住宅ローン金利の上昇が需要を抑制し続けている。

8月は前年同月比では1.2%減少した。

中古住宅販売は契約成立時に計上される。8月の販売戸数は、6月と7月に締結された契約を反映しているとみられる。この2カ月間に住宅ローン金利は上昇基調を維持し、30年固定住宅ローン金利の平均は7月末時点で6.66%まで上昇した。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅ローン金利の高騰により、住宅購入活動が緩やかに鈍化するのは驚くことではない」と述べた。

地域別では、北東部、中西部、南部で減少。西部では横ばいだった。

8月の中古住宅の在庫は3.2%増の162万戸と、19年11月以来の高水準となった。前年同月比では5.9%増加した。

8月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は4.9カ月で、前月(4.6カ月)および前年同月の水準を上回った。

中古住宅価格の中央値は前年同月比1.6%上昇の42万9100ドル。初めて住宅を購入する人の割合は全体の30%と、7月の29%、前年同月の28%から上昇した。

住宅が市場に出ていた期間の中央値は31日。前月の29日からは延びたものの、前年同月からは横ばいとなった。

差し押さえ物件を含む不良債権売却は取引全体の2%と、変わらずだった。

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