[北京 10日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の陸磊副総裁は10日、人民元の国際化に向け、オフショア人民元市場を一段と発展させ、流動性を拡大する方針を示した。

陸氏は記者会見で、オフショア人民元の流動性を潤沢かつ安定的に保ち、オフショア市場での国債や中銀手形の発行を定例化すると述べた。「人民元の国際化は持続的かつ着実なプロセスであり、不可逆的だ」と語った。

人民銀は海外の主体が人民元を保有・利用しやすい環境を整えるとともに、国境を越えた取引でデジタル人民元の利用を積極的に推進するという。

人民元建て資産は世界の投資家にとって魅力を増していると指摘。海外の主体が現在保有する中国国内の人民元建て金融資産は、11兆元(1兆6400億ドル)を超えると述べた。

中国は人民元相場を基本的に安定させる方針で、通貨安を通じて貿易上の優位性を得る意図はないと強調した。

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