[10日 ロイター] - 8月のアジア株式市場では海外投資家が買い越しに転じ、9カ月間続いた売り越しに終止符を打った。7月の急落や好調な決算を受け、AI(人工知能)関連のハイテク株が買いを集めた。

LSEGのデータによると、外国人投資家は先月、台湾、韓国、インド、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンの株式を47億2000万ドル買い越した。今月も8日の引けまでに、さらに15億2000万ドル相当買い入れた。

MSCIのアジア太平洋株式(日本を除く)指数は、7月に3カ月半ぶりの安値を付けた後、8月は3.01%上昇した。

LSEGが2108社の中・大型企業を対象に集計したデータによると、アジア企業の直近四半期の利益はアナリスト予想を平均10.2%上回り、前年同期比で44.7%の増益を記録した。ハイテクセクターの増益率は88.3%に達した。

BNPパリバ・アセット・マネジメントのアジア(日本を除く)・グローバル新興国市場株式担当シニア・インベストメント・スペシャリスト、ソン・ジャ氏は「最近の海外資金の流入は、アジアへの広範な回帰というよりは、AI関連銘柄への投資配分の再活性化を反映しているようだ」と述べた。

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