Nandita Bose Steve Holland Nathan Layne
[ダラス 10日 ロイター] - 中間選挙向けとして初めて開催された2日間の米共和党大会では、トランプ大統領が初日の9日に、連邦議会の多数派を維持すれば全ての成人に5000ドルを支給すると表明。10日夜にはバンス副大統領が基調演説を行う。2028年の大統領選挙に向けた審査会となり、トランプ氏によって再編された党をどのように率いていくかについての手掛かりを与える可能性がある。
党大会はトランプ氏に焦点を当てており、同氏は閉会の演説も行う予定となっている。世論調査で支持率が過去最低水準にあることが示されているにもかかわらず、2年前に同氏を大統領の座に押し上げた有権者を再び動員できると期待した賭けに出た形だ。
トランプ氏は「私自身が投票用紙に載っているつもりで投票してほしい」と訴えた。また、初日に登壇した演説者は、女子スポーツのトランスジェンダー選手参加問題や国境警備といったテーマを巡り野党・民主党を過激だと攻撃し、「社会主義者」「共産主義者」という言葉で非難する場面もあった。
しかし、生活費の高騰やイランとの戦争に対する不満が高まる中、トランプ氏の党から離反しつつある重要な浮動票に対し、同氏の演説が訴求力を持つかどうかは未知数だ。