Takahiko Wada

[福井市 10日 ロイター] - 日銀の増一行審議委員は10日午後の記者会見で、来週に迫った金融政策決定会合について、外為市場での円高進展や商品市況の上昇などを「全部細かく点検しながら、きっちりと検証して、しっかり次の会合で議論することになる」と述べるにとどめ、利上げの是非は明言しなかった。

市場では、来週の決定会合での利上げの可能性がほぼ完全に織り込まれている。

増委員は、同日午前の福井県金融経済懇談会でのあいさつで、基調的な物価上昇率は「かなり2%に近づいている」と指摘した。ただ、会見では「大きく2%を超える状況が今見えるわけではない」と述べ、0.5%の大幅利上げが必要な状況にはないことを示唆した。

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