Colleen Howe

[北京 10日 ロイター] - 調査会社ロディウム・グループが10日公表した報告書によると、2026年上半期の世界のクリーンテクノロジー投資は前年同期比17%減の7700億ドルだった。中国の減速が響いた。

• 報告書の執筆者は「地域別では、世界最大のクリーンテック投資国である中国が減少の主因となった。市場ベースの価格設定への移行が、再生可能エネルギー電源への新規投資に圧力をかけた」と指摘。投資が減少したのは、政策転換を前に投資が前倒しされた前年同期との比較による影響が大きいという。

• 米国、欧州、インドでは、太陽光・風力発電への投資が横ばいもしくは増加した。

• 減速が最も顕著だったのは、供給過剰に悩まされてきた太陽光パネル製造への投資で、26年上半期は62%減の88億ドルだった。太陽光発電への投資は33%減少した。

• 世界のクリーンテック製造投資に占める中国のシェアは、4─6月は33%と四半期ベースで過去最低となった。23年第1・四半期のピーク時には中国が世界のクリーンテック製造投資の71%を占めていた。

• 世界的な投資減少により、26年上半期のクリーンテック投資額は24年上半期(7620億ドル)とほぼ同水準に戻った。

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