Steve Holland Kanishka Singh

[ダラス/ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、米国がイラン中部ナタンズ近郊の「ピックアックス山」を攻撃する可能性があると述べ、イラン政府に対し慎重な対応を求めた。

共和党大会で演説したトランプ氏は「ピックアックス周辺でわずかな動きがあることに気づいている。イランには小賢しい真似はしないよう忠告しておく。さもなければ、われわれは非常に厳しい打撃を与えざるを得なくなる」と述べた。

ナタンズのウラン濃縮施設は3月の空爆で甚大な被害を受けた。ここから2キロメートル離れた地点にあるピックアックス山は、深く埋められた2つのトンネル複合施設を備えた要塞化された拠点だ。

トランプ氏は、少なくとも7月中旬以降、ピックアックス山への攻撃をちらつかせてきた。

米国とイスラエルによるイランへの攻撃に伴う石油・ガス価格の高騰は、11月の中間選挙を控えたトランプ氏と共和党にとって大きな課題となっている。

トランプ氏は、イランとの戦争は中間選挙直後に終結するだろうとの見解を示し、イランが中間選挙に影響を与えようとしていると主張した。

トランプ氏は、イランの核能力を弱体化させることを戦争目的の一つとして挙げている。イランは核兵器を保有しておらず、そのウラン濃縮プログラムは平和的な目的のためであると主張している。

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