[ニューデリー 10日 ロイター] - 10日アジア時間の原油先物は堅調に推移し、北海ブレント先物は1バレル=100ドル台を維持している。イランと米国による紛争開始以来最大規模の船舶攻撃を受け、市場ではさらなる供給混乱への警戒感が広がっている。

0107GMT(日本時間午前10時07分)時点で、北海ブレント先物は0.1%高の1バレル=101.34ドル。米WTI先物は0.5%高の96.55ドル。

イランは9日、米国がイランの原油タンカー5隻を撃沈したことを受け、ホルムズ海峡付近で10隻の船舶を攻撃したと発表。同国のイスラム革命防衛隊は、さらなる攻撃には対応をエスカレートさせると表明した。

ANZのアナリスト、ダニエル・ハインズ氏は顧客向けノートで「報復の応酬は、ペルシャ湾からの原油輸送が当面混乱した状態が続く可能性を示唆している」と指摘した。

米エネルギー情報局(EIA)は9日、中東からの供給喪失で世界の在庫が減少する中、2026年と27年の原油価格見通しを引き上げた。

ハインズ氏は「紛争の拡大は、既に調整に追われている原油市場に対し、一段と深刻な供給混乱をもたらすリスクをはらむ」と述べた。

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