[8日 ロイター] - ウクライナの首都キーウに8日未明、ロシアの弾道ミサイルによる攻撃があり、6人が負傷したとクリチコ市長が明らかにした。米国の和平交渉担当者が同市を離れて間もなく空爆を再開した形だ。
同市長は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、弾道ミサイル攻撃の後、住宅の建物に住民が閉じ込められ、市内各地で火災が発生していると述べた。
同市の軍当局は、5階建てのアパートと3階建ての集合住宅が落下物で損傷したと明らかにし、住民に避難を呼びかけた。
こうした中、隣国で北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)の加盟国であるポーランドは、領空侵犯のリスクに備えて自国の空域を守るため軍用機の運用を開始したと、軍がXで明らかにした。
ロシアは米国のウィットコフ特使とトランプ米大統領の娘婿クシュナー氏がウクライナのゼレンスキー大統領との会談を終えて帰国した後に攻撃を再開した。
一方、ロシアではモスクワの南東約730キロに位置するボルガ川沿いの都市サラトフで、ウクライナのドローン(無人機)によって民間インフラが損傷し、負傷者が出た。同州知事が明らかにした。
この地域には、国営石油会社ロスネフチが運営する大規模な製油所のほか、他の産業・軍事施設が多数ある。