[8日 ロイター] - ウクライナのクラウチェンコ検事総長は7日、政治的な理由で辞任を申し出たと明らかにした。政府上層部で不協和音が生じていることが改めて浮き彫りになった。
同氏は7日夜にテレグラムに投稿した声明で「これは政治的な決断だ」とし、「検事総長のポストが政治的対立の道具として利用されることを望まない」と述べた。詳細には触れなかった。
国家汚職対策局(NABU)と特別汚職対策検察(SAPO)は先週、検事総長室の職員が組織したとされる、詐欺的なコールセンターに関与する犯罪組織を摘発したと発表した。
クラウチェンコ氏はこの疑惑への関与を否定しており、テレグラムへの投稿でも「疑惑に関する私の立場は変わらない」と述べた。
ウクライナでは政府高官の交代が相次いでいる。ゼレンスキー大統領は7月、スビリデンコ首相(当時)の辞任を受け、セルヒー・コレツキー氏を新首相に指名した。また、フェドロフ国防相(当時)も就任からわずか半年で更迭した。