[北京 7日 ロイター] - 中国工業情報化省(MIIT)は7日、自動車メーカーによるサプライヤーへの支払いについて、より厳格な規則を導入した。製品検収手続きの遅延や非現金決済手段の利用など、自発的な支払いの約束における抜け穴の解消が目的だ。

当局が激しい価格競争を抑制する動きを進める中、中国の大手自動車メーカーは鉄鋼メーカーなどのサプライヤーからの苦情を受け、昨年60日以内に支払いを行うことを約束した。

MIITは声明で、支払い期間は大手多国籍自動車メーカーと比べてなお長く、さらに改善の余地があると指摘した。

新たな規則は単なる支払い期限の上限設定にとどまらず、支払い計算のより明確な起算点、検収手続き期限の設定、特に中小規模のサプライヤーに対する現金決済の迅速化を義務付けている。また適用範囲を部品調達先にとどまらず、エンジニアリングやサービスプロバイダーにも拡大している。

さらに自動車メーカーに対し、サプライヤーに商業手形やサプライチェーン手形などの非現金決済手段の受け入れを強制することは控えるよう求めた。

MIITと国家市場監督管理総局(SAMR)などは、未払金残高が膨大である、意図的に支払期間を延長している疑いがある、あるいは中小サプライヤーから繰り返し苦情を受けている自動車メーカーに対し、合同の監督調査を実施する。問題があると特定された企業には支払い慣行の是正が求められ、法令違反が判明した企業には罰則が科されるという。

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