[ドバイ 7日 ロイター] - サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は7日、ペルシャ湾沿岸のカフジにおける観光開発を目的とした不動産会社を設立したと発表した。PIFはインフラプロジェクトに数十億ドルを投入している。

• サウジアラビアは、経済の構造転換を図り、石油収入への依存度を低減させる計画の一環として、インフラへの投資を進めている。

• 新設された不動産会社「ガルフ・コースト・デベロップメント・カンパニー」は民間セクターと提携し、ペルシャ湾沿いのクウェートと国境を接するカフジに、観光と住宅が一体となった複合施設を建設する予定。

• 約20平方キロメートルの面積に広がる同プロジェクトでは、ホテルやその他の商業施設に加え、1万6000戸以上の住宅が建設される見込み。

• プロジェクトの総額は現時点で明確になっていないが、第1フェーズは2030年に完成する予定。

• PIFの運用資産総額(AUM)は、25年に3兆3960億リヤル(9045億4000万ドル)となり、前年の3兆4340億リヤルから減少した。25年はAUM総額のうち、国内投資が76%を占めた。

• 経済変革計画を主導するPIFは最近、戦略を転換し、国内におけるいわゆるインフラ・ギガプロジェクトの縮小を含め、一部の投資から撤退している。

• サウジアラビアは紅海沿岸の開発も進めており、PIF傘下の企業「レッド・シー・グローバル」は年末までに27のリゾートを開業する計画。

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