Sam Tabahriti

[ロンドン 7日 ロイター] - インド自動車大手タタ・モーターズ傘下の英ジャガー・ランドローバー(JLR)は7日、今後2年間で希望退職を通じて従業員数の1割弱に当たる約4000人を削減する経営再建策を発表した。中国企業との競争激化や、輸入品に対する関税の動きが逆風となっている。

JLRは経営再建策により、17億ポンド(約23億ドル)の経費削減と、損益分岐点を30万台に引き下げることを目指すとした。

JLRは世界で約4万3000人、うち英国で3万4000人を雇用しており、英国に17の拠点を設けている。ただ、どこで人員削減を実施するのかについては明らかにしなかった。

一方、今後1年間に5つの新製品を発売し、5年間にわたって電動化、デジタル技術、先進的な製造技術、および顧客体験向上に向けて150億―180億ポンドの投資を続けることも示した。

バラジ最高経営責任者(CEO)は「自動車業界は激しい競争や地政学的不安の中で技術革新が進むなど、重大な課題に直面している」とコメントした。

レイノルズ英商務相は7日にバラジ氏と話し、今週後半には同社および労働組合と会談する予定だ。

バーナム首相の報道官は「影響を受ける従業員と家族、そして地域社会全体にとって、これは不確実で不安な時期になることを理解している。現在の市場環境が、世界の自動車業界には厳しいことも承知している」とコメントした。

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