[北京/上海 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が7日発表したデータによると、8月の金購入は6カ月連続で拡大し、購入量は2023年10月以来最大となった。金購入は22カ月連続。
8月末の金保有量は7673万トロイオンスと、7月末の7608万トロイオンスから増加した。
増加分の65万オンス(約20.2トンに相当)は7月の64万オンスをやや上回り、月間の増加量としては、保有量が74万オンス増えた23年10月以来の大きさとなった。
人民銀が16万オンスを買い増した3月以降、購入ペースは加速している。6月の増加分は48万オンスだった。
金準備は7月末の3063億5000万ドルから、8月末には3500億8000万ドルに急増した。新たな購入と金価格上昇の双方を反映した。
金価格は8月に9.7%上昇し、月間の上昇率としては1月以来の大きさとなった。ドル安、米国債利回りの低下、安全資産としての需要が支援材料となった。
ただ、月末にかけて金価格は下落圧力にさらされた。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長がタカ派的な姿勢を示し、米利上げ観測が再燃したことが背景。