[7日 ロイター] - インドの主要な自動車および二輪車メーカーの販売店を代表する自動車販売店協会連盟(FADA) は7日、8月の同国における圧縮天然ガス(CNG)、ハイブリッド、電気自動車(EV)を含む代替燃料乗用車の販売台数が、ガソリン車の販売台数を上回ったと発表した。
FADAは、代替燃料車の維持費が安いことや、エタノール含有率20%のE20ガソリンへの移行に対する消費者の不安が、CNG、ハイブリッド、EVの購入を検討するきっかけとなったとの見方を示した。
輸入原油への依存度低減を目的としての従来のE10からE20へのガソリン移行は、特に旧型車の所有者を中心に、エタノール含有率の上昇が燃費を悪化させ、エンジンの性能に影響を与えるのではないかという懸念から、消費者からの批判を招いている。
昨年施行されたこの混合燃料の使用義務化は、世界第3位の自動車市場であるインドにおいて、モディ首相率いる政府と自動車利用者間の最大の政治的火種の一つとなっている。
FADAによると、8月の代替燃料車の販売台数は乗用車販売全体の約42%を占め、約41%のガソリン車をわずかに上回った。
FADAは「1年余り前にはガソリン車(の割合)が代替燃料車を11パーセントポイント近くリードしていたが、その差は今や消え去った」と指摘した。
8月の自動車小売販売台数は前年同月比17.5%増の240万台となり、二輪車と乗用車の需要増が牽引した。