[3日 ロイター] - 中国の浙江吉利控股集団傘下にあるスウェーデンの電気自動車(EV)メーカー、ポールスター は3日、通期納車見通しを下方修正した。トランプ米政権が中国系自動車を市場から事実上締め出す措置を講じたことが響いた。

浙江吉利が過半数の株式を保有しているポールスターは、年間販売台数の伸び率について従来見通しの「2桁台前半」から「1桁台前半から半ば」に引き下げた。詳細は以下の通り。

• トランプ政権が6月、ポールスターの2027年型以降の車両について米国で販売を認めない措置を決めた。このため、ポールスターは自動車メーカーとして初めて米国から締め出された。

• マイケル・ローシェラー最高経営責任者(CEO)は「厳しい環境下でも、引き続き規律ある事業運営を堅持し、事業改善に力を入れている」と述べた。

• 26年第2・四半期決算の純損失は前年同期比55.3%減の4億5900万ドル。売上高は8%減の7億2700万ドル。

• 第2・四半期に米事業再編に伴う費用として約1億3000万ドルを計上した。これらの費用は主に在庫、残存価値保証、従業員・サプライヤーへの引当金に関連している。

• 26年上半期に増資で7億ドルを調達したにもかかわらず、上半期のフリーキャッシュフローは10億6000万ドルの赤字となり、赤字幅は前年同期の7億8700万ドルから拡大した。

• 第2・四半期の小売売上高は前年同期比で4.0%減。

• 上半期の販売台数は0.4%増の3万0423台だった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。