Takaya Yamaguchi
[東京 4日 ロイター] - 片山さつき財務相は4日の閣議後会見で、訪米中に会談したベセント米財務長官から「一方的な政策の要求はない」と語った。
片山財務相は、高市早苗政権が強い経済と財政の持続可能性という「二兎(にと)を追っている」とし、ベセント長官からも理解を得ているとの認識を示した。
「アベノミクスも非常に素晴らしかったと評価し、今の、タカイチノミクスも非常に評価いただいた」と、記者団に語った。
日銀への利上げ要求に関し「他国の財務大臣が他国の中央銀行に注文を付けることはない」との考えも述べた。ベセント長官から「私に対してオフィシャルな要求をするということはない」とも語った。
<大幅増「指摘当たらず」>
会見では、2027年度一般会計予算の要求総額が143兆0656億円だったことも発表した。片山財務相は「比べるべきは25年度補正と26年度当初を合わせた予算額」とし、「大幅増との指摘は当たらない」と語った。
高市政権が手掛けた25年度補正と26年度当初を合わせた140兆6126億円からは、2兆4530億円の増額。今後増額が見込まれる防衛費などでは金額を示さない事項要求も多く、費用対効果を重視した建設的な議論を通じ、効果的な予算を編成できるかが焦点となる。