[東京 4日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比0.86%(555円26銭)高の6万4769円74銭となった。朝方は、米株高を受けて半導体関連株がけん引する形で上昇したものの、米雇用統計発表を控える週末で見送り気分が強いほか、円高に対する警戒感があって伸び悩み、中盤から高値圏でのもみあいに終始した。バリュー株物色が一巡した形となり、TOPIXはマイナスで推移している。

・ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のインフレ圧力の鈍化確認なら金利据え置きを支持との発言で米利上げ懸念が後退し、それを受けた米株高の流れが日本株にも波及。

・一方で、日銀による利上げは規定路線との見方が多く、金利上昇懸念に円高が加わり、これが上値を抑える要因になった。

・半導体関連株がリードし日経平均は堅調となったものの、米雇用統計の発表を控える週末で前場中盤から模様眺め。高値もみあい。

・TOPIXは0.18%安の4094.48ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆1231億6500万円。

・東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。

・個別では、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスなどAI(人工知能)・半導体関連株が高いほか、日経平均寄与度が高いファーストリテイリングもしっかり。半面、三菱商事、商船三井などがさえない。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが673銘柄(43%)、値下がりは824銘柄(52%)、変わらずは58銘柄(3%)。

<東海東京インテリジェンス・ラボ 投資戦略部日本株投資調査グループマーケットアナリスト 池本卓麻氏>

「米雇用統計の発表を前にして模様眺めのところがあり日経平均の方向感が定まっていない状況だ」

「今日のところはドル安/円高が影響し、これがTOPIXのマイナスに繋がっている」

「直近では金利上昇もあってバリュー株が物色されていたが、円高になるとこれらは買いにくくなり、半導体関連に流れが向いた」

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