Andrew MacAskill Naomi Rovnick
[ロンドン 3日 ロイター] - 英ポピュリスト政党のリフォームUKが、米国で銀行秘密法違反による有罪を認めた後にトランプ米大統領から恩赦を得た暗号資産企業家から、4―6月期に400万ポンド(約540万ドル)の献金を受け取っていたことが、選挙管理当局が3日公表した数値で分かった。同期に受け取った献金総額530万ポンドの75%を占める。
献金したベン・デロ氏は、自身が創業した暗号資産会社ビットメックスがマネーロンダリング(資金洗浄)防止に必要な対策を意図的に怠った罪で訴追され、2022年に銀行秘密法違反の罪を認めた。トランプ氏は昨年、デロ氏に恩赦を与えた。
デロ氏は香港に住んでいたが、「英国の衰退が手遅れになる前に救う」として今年、英国に戻った。
リフォームUKが4―6月期に受け取った献金総額530万ポンドは主要政党を上回る額だが、前期と前々期にそれぞれ記録した900万ポンド以上からは減少している。
リフォームUKは声明で「次の総選挙に向けて体制を整える中、成功した英国人企業家らから支援を受けられることを大変うれしく思う」と表明した。
リフォームUKは、ファラージ党首が別の暗号資産企業家から2024年に巨額献金を受けながら申告していなかったことが今年判明。同党は世論調査で支持率トップが続いていたが、このニュースで人気に陰りが生じた。7月に与党労働党の党首がバーナム氏に代わると、労働党が支持率首位を奪回した。