John Revill
[チューリヒ 3日 ロイター] - スイス連邦統計局が3日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.8%上昇し、伸び率は7月の0.4%から2倍になった。中東紛争が燃料価格を押し上げる中、スイス国立銀行(中央銀行) による利上げが前倒しされるとの見方が強まっている。
上昇率は市場予想の0.5%を上回った。石油価格が25%上昇したことが主因だ。
全体のインフレ率は前月比では0.4%上昇した。
中銀は最新のインフレ率に関するコメントを控えた。
アナリストらは、来年3月より早く利上げを行う可能性が高まったと指摘。VPバンクのエコノミスト、トーマス・ギッツェル氏は「インフレ率は絶対値としては依然として比較的低い水準にあるため、中銀に差し迫った圧力はないものの、スイスにおいても物価リスクは上昇方向にシフトしている」とし、「12月利上げの可能性を完全に排除することはできない」と述べた。