John Revill

[チューリヒ 3日 ロイター] - スイス政府が3日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP、季節・スポーツイベント調整済み)改定値は前期比1.5%増で速報値と一致し、約5年ぶりの高い伸びとなった。化学・製薬部門が好調だった。

GDP伸び率は第1・四半期の0.5%から加速。コロナ禍からの回復途上だった2021年第3・四半期以来の高水準となった。

経済省は「数四半期にわたる低成長、場合によってはマイナス成長を経て、化学・製薬業界が輸出と売上高の増加を反映して急拡大した」と述べた。同セクターの成長率は10.5%だった。

同省によると、他の製造業の伸びは緩やかで、サービス業は小幅ながら幅広い分野で成長を示した。

VPバンクのアナリスト、トーマス・ギッツェル氏は、欧州の産業は現在、目覚ましい回復を示しており、スイスにとって伝統的に最大の輸出先であるドイツは当初の予想を大きく上回る好調ぶりだと指摘。「欧州市場が勢いを増せば、スイス経済も年内にその恩恵を受けるだろう」と述べた。

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