[ロンドン 1日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が1日発表したデータによると、7月の住宅ローン承認件数は5万6053件で、2024年1月以来の低水準となった。消費者向け融資は市場予想を上回る伸びだった。
住宅ローン承認件数は、ロイターがまとめたエコノミスト予想(5万9500件加)を下回った。6月分は5万8200件から5万8215件に上方修正された。
消費者向け無担保融資は前月比20億600万ポンド(27億1000万ドル)純増で、25年11月以来最大の伸びとなった。エコノミスト予想(18億ポンド増)を上回った。
キャピタル・エコノミクスの英国担当副チーフエコノミスト、ルース・グレゴリー氏は「7月のマネーおよび貸出データは、住宅市場の短期的な見通しが弱いことを示している。家計は支出の一部を、貯蓄の取り崩しや借り入れによって手当てした可能性がある。全体的な金融環境は、長期にわたる高インフレを助長するものではない」と述べた。
住宅ローン大手ネーションワイドは1日、8月の住宅価格が前年比1.6%上昇したと発表したが、この上昇率は消費者物価の伸び率を大幅に下回っている。
市場は、英中銀が今月の会合で政策金利を3.75%に据え置くと予想している。年末までに0.25%ポイントの利上げを織り込んでいる。