Vallari Srivastava
[31日 ロイター] - 世界最大の油田開発サービス企業の米SLBは31日、冷却装置メーカーのケルビオンを、投資企業トリトンが運用するファンドと投資企業アポロ・グローバル・マネジメントから負債を含めて41億ドルで買収すると発表した。人工知能(AI)ブームを背景に電力・冷却インフラ需要が拡大する中、データセンター事業を強化する狙いがある。
手続きは2027年前半に完了する見通し。SLBは現金で34億ドルを支払うとともに、約7億ドルの負債を引き受ける。
北米で掘削需要が鈍化し、稼働停止中のリグが増加する中、油田サービス各社は電力機器やタービン、データ関連ソリューションの販売といった事業への進出を進めている。
SLBはケルビオンの買収によって顧客に提供できる機器の範囲が広がり、供給能力1ギガワット当たりの収益機会が2倍超に拡大すると説明した。
同社は28年に、ケルビオン統合後のデータセンター向けソリューション事業の売上高が45億―50億ドル、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が7億―8億ドルになると見込んでいる。