Nidhi Verma
[31日 ロイター] - インド石油天然ガス公社(ONGC)のアルン・クマール・シン会長は31日、国内の深海および超深海油田の探査に向け、5年間で1兆ルピー(105億1000万ドル)を投資する方針を明らかにした。
シン会長は、2031年3月までに87本の深海および超深海油田を掘削する予定だとした上で、インドの深海鉱区には未開発の膨大な石油・ガス埋蔵量が存在し、現在ではそれらの資源開発に利用可能な技術があると付け加えた。
インドの原油生産量が26年度に11年連続で減少したことから、ONGCは石油・ガス生産量の減少を食い止めるために大規模な新鉱区の発見を必要としている。
シン氏はまた、ONGCがインド南部マンガロールに175万トン規模の戦略石油備蓄(SPR)施設を建設するために約700億ルピーを投じる計画を明らかにした。インドは世界的な原油価格の変動や価格設定に対応するため、戦略石油備蓄容量を徐々に拡大している。
シン氏はさらに27年3月までにグローバル企業との合弁事業を通じて、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイあるいはシンガポールにトレーディング部門を設立する目標にも言及した。計画されている合弁事業は年間5000万トンの原油、精製燃料、ガスを取引する見込みだ。