[ヘルシンキ 31日 ロイター] - スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーは31日、コスト削減と効率化を図る取り組みの一環として、ストックホルムの事務所を閉鎖し、その業務をイエーテボリ本社に移管すると発表した。ストックホルムでは現在450人が勤務している。
中国の吉利汽車が過半数株式を保有するボルボは昨年、需要の低迷や貿易の不透明感による厳しい自動車市場に直面する中で、主にホワイトカラーの従業員3000人を削減する計画を明らかにしていた。
ボルボは、スウェーデン国内の拠点を集約することで業務の複雑さを軽減し、部門横断的な連携を加速させ、競争力を向上させることができると説明した。
ソフトウエア開発、人工知能(AI)、デジタル顧客体験などの分野の専門知識を構築する目的で設立されたストックホルム事務所は、2027年3月1日に閉鎖される。この措置で削減される社員の具体的な数は現時点では明らかになっていない。
ボルボは声明で「従業員および従業員代表と緊密な対話を重ねながらこのプロセスを進めていく」と述べた。