Atsuko Aoyama
[東京 1日 ロイター] - 午前のドルは159円後半で売買が交錯し、上下20銭強の値幅でのもみ合いとなった。米国の長期金利が上昇する中でドル買いの意欲はみられるものの、20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が開かれる中、要人発言などをきっかけとする円高方向への変動リスクも意識されたとの声が聞かれた。円債市場で10年債入札が予定されており、円金利上昇を通じて円安圧力が強まるかも注目されている。
・ドル/円は値幅上下に20銭強のもみ合い
・日米財務相、円相場安定へ協調姿勢示す
・朝方にフロー主導で上下も、豪ドルに対する米ドル売りの影響波及との見方
・日本の10年債入札に注目
<ニッセイ基礎研究所の上野剛志・主席エコノミスト>
「米国の金利は上昇しているが、米国も財政懸念がくすぶっており、そのままドル高圧力になっていない」
「G20が行われている最中で、円高方向に誘導する発言などが出やすいタイミングでもあり、要人発言への警戒感が円の下支え」
「143兆円前後という概算要求の総額に関する報道が出た上、消費減税もあって円債は買いづらく、円安圧力もある」