[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.39%(261円60銭)安の6万6050円33銭となった。不透明感に包まれる中東情勢を反映し、原油高・金利上昇となっていることが重しとなって売りが先行。安く始まった半導体関連株が戻り歩調となったことで、前営業日比で一時0.14%(96円14銭)高の6万6408円07銭まで上昇するなどプラスになる場面もあったが、再び軟調な展開となり、中盤からは弱もちあいに終始した。

・日本の長期債利回りが30年ぶりの水準に到達したうえに、日本時間でも原油先物の上昇が続き、株価の上値を抑える。

・半導体関連株が軟化する一方、バリュー株に値上がりが目立つ。月初のポートフォリオ組み換えの影響との見方もある。

・バリュー株物色の影響もあって、TOPIXは0.52%高の4177.85ポイントと続伸して午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆5795億6200万円。

・東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。

・個別ではキオクシアHLDGが小安い。同社の乱高下した動きが市場センチメントを左右したとの指摘もある。そのほか、東京エレクトロンが軟調となる一方、日本製鉄、東京電力ホールディングスなどがしっかりだった。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが817銘柄(52%)、値下がりは692銘柄(44%)、変わらずは47銘柄(3%)。

<岡地証券 投資情報室長 森裕恭氏>

「日米ともに利上げが観測され、長期金利が上昇していることが科株価の重しとなっている」

「途中、半導体関連株が戻ったが、とくに新たな材料が出た訳ではなく、一時プラスに浮上するなど上下に振れたKOSPIに連動したのんではないか」

「今日は9月1日で月初。随所でポートフォリオ組み換えとみられる実需の売買がみられる。鉄鋼株や電力株物色はその動きだと思う」

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