Yoshifumi Takemoto
[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日公表した7月の鉱工業生産指数(速報、2020年=100)は前月比0.1%上昇した。4カ月連続の増産。基調判断は「一進一退」で据え置かれた。ロイターが集計した民間予測は同0.7%低下だった。
指数を押し上げたのは、生産用機械、無機・有機化学、電子部品・デバイスなど。半導体製造装置は前月比10.7%と大幅に増加した。フラットパネル製造装置とともに、輸出の増加が生産を押し上げた。半導体メモリも前月比53.1%と大幅増産だった。
指数を押し下げたのは、自動車を除く輸送用機械や金属製品、プラスチック製品など。
在庫指数は前月比0.5%上昇。2カ月連続で増えたが、出荷が同2.2%上昇と2カ月ぶりに伸びたため、在庫率は同1.7%低下した。
<地震被災企業詳細は未把握>
企業の生産計画に基づく予測指数は8月が前月比6.4%上昇、9月は同4.2%低下となっている。業種別では電気・情報通信機械や生産用機械が8月の増産をけん引する見通し。
7月28日に発生した熊本地震については「被災企業の詳細をつぶさに把握できていない」(経産省幹部)状態で「影響は慎重に見極める必要がある」(同)としている。
※過去の関連記事は[JPIP1=ECI][JPIP2=ECI][JPIP3=ECI]でご覧になれます。