畑仕事を終え、家へ戻る。ただそれだけの、農村では毎日のように繰り返される帰り道。その日常が、一瞬の閃光によって断ち切られた。インド中部チャッティースガル州で2026年8月23日、46歳の女性が落雷に遭い、死亡した。複数の現地メディアが伝えた。
女性が歩いている最中に雷が落ちる瞬間は、道路沿いの監視カメラに記録されており、その映像が現地メディアやSNSを通じて拡散された。道路を歩いていた女性の周辺で強い閃光が発生し、その直後に路上へ倒れる様子が確認できる。
事故を知った住民が家族へ連絡し、家族らが女性を病院へ搬送したが、死亡が確認されたという。
事故当日の気象については、IMDが8月21日付で公表していたムンゲリの7日間予報では、23日は「概ね曇りで、中程度の雨または雷雨の可能性」とされていた。
インドでは落雷による死亡事故が継続的な防災課題となっている。IMDの研究者らが気象学術誌『MAUSAM』に発表した研究では、落雷を含めた気象関連死はインドにおける重要な死亡原因の1つと位置づけられている。
また、別の研究では、雷雨に伴う悪天候については農業従事者が特に危険の高い集団であり、農村部では落雷が気象関連死の主要因の1つになっていると指摘されている。
IMDは雷の発生情報や安全情報を提供する「Damini」アプリの利用も呼びかけている。
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