インド中部チャッティースガル州で8月5日、野生のクマが畑にいた姉弟を襲い、38歳の男性と40歳の姉が死亡。別の姉妹1人も負傷した。複数の現地メディアが報じた。

その様子を離れた場所から撮影した動画がSNSなどで拡散された。映像にはクマが襲撃後も遺体のそばにとどまり、遺体を弄ぶ様子が映っている。

インドの通信社『PTI通信』によると、3人は同日午後に畑にいたところをクマに襲われた。事件発生直後から森林局職員が現場へ向かったが、その時点でもクマは死亡した2人の近くに4時間以上も残っていたという。

『ヒンドゥスタン・タイムズ』によると、地元選出の州議会議員も現地を訪れ、周辺住民には現場へ近づかないよう警告が出された。

『タイムズ・オブ・インディア』によると、クマは森林局の車両にも向かってくる行動を見せたため、職員は監視を続けながら、村から追い払うか捕獲する作業を進めた。

同紙はまた、住民から森林当局の対応が遅かったとの批判が出たとも報じている。住民側は、事件前からクマが村の近くにいることを当局に知らせ、映像も提供したと主張している。警告が村内の一部地域には伝えられたものの、すべての集落には十分届かなかったとの証言もあったという。

現地報道によると、このクマは捕獲されたが、2日後に死亡した。このクマは狂犬病に感染していることが確認されたという。

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