[バンコク 25日 ロイター] - 米原子力空母「エイブラハム・リンカーン」が来週、タイに寄港する予定だとタイ当局者が25日、明らかにした。同空母を巡っては、複数の米軍事専門メディアが艦内の劣悪な環境や自殺未遂、乗組員の士気低下を報じていた。
タイ当局者は匿名を条件に、同空母は22日に中東を離れた後「長い航海後の休養」のためタイに寄港すると述べた。タイ海軍は、同空母は休養と回復を目的にタイ東部に短期間寄港する予定であり、演習は行われないと発表した。安全上の懸念を理由に、3隻の艦艇の名称や寄港日については明らかにしなかった。
在バンコク米大使館はコメント要請に直ちに応じなかった。
同空母を巡っては乗員の精神衛生や船内環境の悪化に対する懸念が報じられていた。米民主党議員らによると、同空母は200日以上寄港しておらず、連続洋上活動日数で現代の記録を更新している。