[20日 ロイター] - シリアのシャイバニ外相は、18日にイスラエルの空爆を受けたアブアルドゥフール空軍基地について、シリア空軍が使用する目的で改修中の状態で、トルコの軍事基地を設置する計画はないとイスラエルに明確に伝えたと述べた。

同氏は19日、米ニュースサイト「アクシオス」とのインタビューで、トルコ軍将校が訓練と幅広い軍事協力の一環で同基地を訪問したとした上で、施設はまだ運用可能な状態ではなく、「(アブアルドゥフール基地)にトルコの拠点を設置する意図も、恒久的なトルコ軍駐留や部隊配備の意図もなかった」と述べた。

また、イスラエルが空爆を行う正当な根拠はなかったと指摘する一方、シリアは引き続き、緊張緩和を巡りイスラエルとの交渉に応じる姿勢だと述べた。

さらに、両国は米国の仲介による1年間の協議の中で安全保障協定に向け大きく前進したが、その後イスラエルがコミットメントから後退し、協定は履行されなかったと述べた。

同氏は、今後のいかなる合意も双方の安全保障上の懸念に対処し、シリアの主権を尊重するものでなければならないとし、イスラエルの軍事作戦が続けば地域が一段と不安定化すると警告した。

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