Nate Raymond

[19日 ロイター] - 米ルイジアナ州ニューオーリンズの連邦高裁は18日、米食品医薬品局(FDA)がたばこのパッケージと広告に喫煙の健康リスクを示す11種類の画像付き警告表示を義務付けようとしたのは権限の逸脱に当たるとの判断を示した。

たばこ会社側の主張を認め、警告表示義務の発効を差し止めた下級審の命令を支持した。

今回の判決は、たばこ製品を規制する権限をFDAに与え、警告表示を義務付けた2009年のたばこ規制法の一部を実施しようとしてきた同機関にとって、長年の取り組みの後退となった。

FDA規則で義務付けられた11種類の画像警告には、喫煙が膀胱(ぼうこう)がん、頭頸部がん、致死性の肺疾患、妊娠中の胎児の発育不全、白内障、2型糖尿病を引き起こす恐れがあることを示す描写が含まれていた。

しかし高裁は、同法で議会はたばこのパッケージと広告に表示する9種類の具体的な警告を列挙しているとして、FDAが要求できるのは「議会が定めた9種類の警告であり、それ以上ではない」と述べた。

FDAの規則に異議を唱えたのは英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)傘下のR・J・レイノルズで、同社は2020年、英インペリアル・ブランズ傘下のITGブランズ、JT傘下のJTIリゲットと共に提訴していた。

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