[モスクワ 5日 ロイター] - ベラルーシからロシアへのガソリンと軽油(ディーゼル燃料)の輸出が7月に過去最高を記録した。ウクライナのドローン(無人機)攻撃によりロシアの製油所で操業停止が相次ぎ、燃料不足が生じていることが背景。業界筋2人の話とロイターの試算で分かった。

それによると、ロシアのガソリン生産量は7月初め、季節平均消費量の65%程度まで減少。ディーゼルの生産量も国内需要とほぼ同水準まで落ち込んだ。

ロシア政府は卸売・小売価格の上昇を受け、締結済みの契約や政府間協定に基づく出荷を除くディーゼルの輸出を禁止した。ガソリンとジェット燃料については、同様の輸出制限が既に導入されている。

業界筋の情報に基づくデータによると、7月はベラルーシからロシアへの鉄道によるガソリン出荷量が前月比13%増の21万2000トン、ディーゼルは倍増して16万2000トンだった。

一方、ジェット燃料の供給は約1万3100トンで、前月の1万6000トンから減少した。

1─7月のベラルーシからロシアへの鉄道によるガソリン出荷量は前年同期比25倍の約66万5000トン、ディーゼルもほぼ7倍の41万8000トンに達した。

業界筋によると、ロシアはインド、カザフスタン、モロッコからもガソリンの輸入を開始した。

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