[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリアの航空大手カンタス航空とパイロット組合は6日、賃金交渉で暫定合意に達したと発表した。これに先立ち、同社の長距離路線パイロットは今週、24時間ストライキや乗務開始の遅延などの争議行為の実施に賛成票を投じていた。

今回の合意は、主に国際線でカンタスが運航するエアバスの「A380」や「A330」、ボーイングの「787」を操縦する約1700人の長距離路線パイロットが対象となる。短距離路線のパイロットは別の労働協約を結んでいる。

オーストラリア国際パイロット協会(AIPA)は、オーストラリアの労使紛争調停機関である公正労働委員会(FWC)での協議の進展を歓迎するとした。

AIPAのアンドリュー・マーシャル会長は電子メールで「(カンタスとの間で)大枠の合意に達した。近日中にこの合意を正式にまとめられると期待している」と述べた。

カンタスは、事業上のニーズとのバランスを取りつつ、大幅な賃上げや勤務シフトの改善、さらなるキャリア形成機会をもたらす内容で「基本合意」に達したことを喜ばしく思うとした。

パイロットとの賃金交渉合意の見通しが立つ中、カンタスの地上職員組合は6日、約650人の労働者が近く争議行為の是非を問う投票を行うと明らかにした。

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