[5日 ロイター] - 英自動車工業会(SMMT)が5日発表した7月の新車販売台数は、前年同月比約12%増加して2019年以来の高水準となった。純電気自動車(BEV)の販売台数が、7月として過去最高を更新したことが背景にある。

7月の新車登録台数(販売台数)は15万6571台。BEVの市場シェアは27.5%に達した。

EV販売は、中東情勢に伴う燃料価格の高騰、低価格モデルの選択肢拡大、政府補助金、メーカーによる割引に支えられてきた。ただ、その伸び率はネットゼロ(温室効果ガス排出量実質ゼロ)に向けた政府目標達成に必要なペースには及ばなかった。

自動車メーカー各社は政府のEV販売目標達成に向けて努力してきたが、需要の低迷を補い、法令順守費用負担を回避するために迫られた大幅な値引きが、メーカーに重くのしかかっている。

SMMTのマイク・ホーズ会長は「7月のEV販売台数が当月として過去最高を記録したのはゼロエミッション車への業界の巨額投資を反映した素晴らしい成果だ。ただメーカーがEVの値引きで数十億単位の損失を出し続け、さらに厳しい罰則を回避するために需要をゆがめ続けるようでは、この進展を維持することはできない」と表明した。

SMMTは26年のBEVの市場シェア予想を4月に示した26.8%から27.4%に上方修正したものの、義務化目標の33%には届いていない。27年には同シェアは32.1%に達すると予想されているが、やはり義務化目標の38%を下回ることになる。

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