Fumiya Mizuno
[東京 6日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比1.56%(1033円77銭)安の6万5266円67銭となった。前日の米国株式市場で、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が下落したことを受け、指数寄与度の高いAI・半導体関連株が売られ、全体を押し下げた。ただ、半導体関連を除けば値上がり銘柄数の方が多く、この日の下げに関しては限定的との指摘もある。
・朝方からAI・半導体関連株が軟調。為替相場はドル/円が157円で落ち着いた動きとなる一方、インフレ圧力が和らいでいることで、好業績のバリュー株はしっかり。
・値上がり銘柄数が全体の約3分の2を占める状態が続き、半導体関連を除くと全体としては堅調な地合い。好決算銘柄には引き続き物色のほこ先が向く。
・引き続き決算発表に注目。大引け後に発表されるソフトバンクグループの決算が注目を集めそう。
・TOPIXは0.37%安の4031.04ポイントで午前の取引終了。東証プライム市場の売買代金は4兆7162億7000万円。
・東証33業種では、値上がりは輸送用機器やゴム製品、サービスなど25業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気機器など8業種。
・個別では、キオクシアHLDGが大幅安、イビデンが反落。半面、トヨタ自動車がしっかり。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが979銘柄(62%)、値下がりは517銘柄(33%)、変わらずは66銘柄(4%)。
<野村証券 投資情報部ストラテジスト 秋山渉氏>
「米株の動向を受けたAI・半導体関連株の下落が指数を押し下げる。一方で原油安や米10年債利回り低下で、他の銘柄は堅調」
「値上がり銘柄数の方が多いことを踏まえれば、今日の下落は限定的なものと言える。新たな材料がなければ戻り歩調になる可能性も」
「6月までに大きく上昇してきた銘柄の決算発表が相次ぐ。これらの公表数値に注目が集まりそうだ」