Anuja Bharat Mistry Alexander Marrow

[5日 ロイター] - 米食品大手クラフト・ハインツが5日発表した第2・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。同社は通期の見通しを上方修正した。ただ、1月に就任したスティーブ・カヒレーン最高経営責任者(CEO)が主導する再建策に対する懐疑的な見方から、株価はこの日の取引で3.4%下落した。

カヒレーン氏は就任以来、事業分割計画を延期し、マーケティングとイノベーションへの支出を拡大してきた。同社は健康志向の消費者を取り込むため、たんぱく質を豊富に含む食品や電解質入り飲料に積極的にかじを切っている。

同氏の下で市場シェアは全般的に改善したが、売上高はなお減少し、販売数量の伸びも鈍く、インフレの逆風は2027年まで続く見通しで、課題は依然として多い。

買収や為替変動の影響を除いたオーガニックベースの通期売上高は0.5─2.0%減を見込むとし、従来予想の1.5─3.5%減から上方修正した。

通期の調整後1株利益見通しも、従来の1.98─2.10ドルから2.03─2.09ドルへとレンジを狭めた。

同社はマーケティング向けを中心とした追加投資を1億ドル増やし、2026年に約7億ドルとする方針を示した。

ただ、これらの投資により、為替変動の影響を除いた通期の調整後営業利益見通しは、従来の14─18%減から16─18%減へと下方修正されたと、BNPパリバ・エクイティ・リサーチのシニアアナリスト、マックス・ガンポート氏は指摘した。

第2・四半期は74億ドルの非現金の減損損失を計上したことが営業損失につながったが、損失は前年同期よりは小さかった。売上高は前年同期比1.4%減の62億6000万ドルだった。

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