Yuka Obayashi

[東京 6日 ロイター] - 6日のアジア時間の原油先物価格は下落している。イランとオマーンの協議が進展し、米国とイランの戦争を終結させる和平合意と、ホルムズ海峡再開への道筋が開ける可能性が意識されている。

0024GMT(日本時間午前9時24分)時点で、北海ブレント先物は0.37ドル(0.5%)安の1バレル=79.08ドル、米WTI先物は0.53ドル(0.7%)安の74.69ドル。前日はブレントが小幅高で引け、WTIは小幅安で終了していた。

野村証券のエコノミスト、高島雄貴氏はイランとオマーンの協議が進展しているとの報道を受けて売り圧力が生じたと指摘。ただ、米国とイランが6月17日に暫定和平合意に署名した際の水準に価格が戻ったに過ぎず、投資家は最終合意に至れるかを注視していると述べた。

紛争終結に向けてイランとオマーンの間で提案されている合意案は、ホルムズ海峡を通じてペルシャ湾に入る船舶の管理権をイランに与える内容であることが分かった。イラン政府高官と中東当局者が5日、ロイターに明らかにした。イランへの譲歩としてはこれまでで最大級となる。

一方、イエメンの親イラン武装組織フーシは5日、サウジアラビアの紅海沿岸の港湾都市ヤンブー沖でサウジ石油タンカーにミサイル攻撃を行ったと発表した。アデン湾でもサウジ石油タンカーを攻撃したとしている。

米エネルギー情報局(EIA)が5日発表したデータによると、米国の原油在庫は製油所の稼働が小幅に鈍化し、輸入も若干増加したことから積み増しとなった。

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