[6日 ロイター] - 6日の金相場は4営業日続伸し、7週間ぶりの高値を付けた。ホルムズ海峡再開への期待が高まる中でドルが軟化し、米国債利回りが低下したことが支援材料となった。

金現物は0035GMT(日本時間午前9時35分)時点で1%高の1オンス=4285.69ドルと、6月18日以来の高値を付けた。前日の上昇率は2月以来の大きさだった。

米金先物は0.9%高の4345.50ドル。

米10年債利回りは低下し、ドル指数も下落した。ドル安になると、ドル建て商品は他通貨の保有者にとって割安になる。

戦争終結に向けてイランとオマーンの間で提案されている合意案が、ホルムズ海峡を通じてペルシャ湾に入る船舶の管理権をイランに与える内容であることが分かった。イラン政府高官と中東当局者が5日、ロイターに明らかにした。イランに対するこれまでで最大級の譲歩となる。

イランを巡る楽観論の高まりで、市場での9月の米利上げ確率は55%と、2日前の67%から低下している。

投資家は、7日に発表される7月の米雇用統計にも注目している。米ADPリサーチ・インスティテュートが5日発表した7月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は前月比4万4000人増加で前月から伸びが鈍化し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(7万人増)を下回った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。