Kyu-seok Shim

[ソウル 5日 ロイター] - 韓国統一省は5日、北朝鮮東部の元山(ウォンサン)に将来的に接続する可能性のある鉄道区間の復旧工事を再開すると発表した。

鄭東泳統一相は大統領への報告で、政府が北朝鮮との軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)付近にある京元線の復旧工事を再開すると述べた。工事は2015年に開始されたが、翌年に中断されていた。

同省の発表によると、ソウルを起点とする京元線は、将来的に北朝鮮東海岸の元山に接続する可能性がある。

北朝鮮は、昨年オープンした広大なビーチリゾート「元山葛麻海岸観光地区」の開発に多大な資源を投入してきた。同リゾートは約2万人の観光客を収容可能で、金正恩朝鮮労働党総書記はこれを同国の観光産業拡大のモデルと位置付けている。

韓国統一省は、この鉄道プロジェクトにより、DMZ内の平和・エコツーリズム施設へのアクセスが改善され、国境地域の経済活動を活性化させるのに役立つと説明した。

これとは別に、韓国の趙顕外相は5日の記者会見で、北朝鮮、米国、中国が参加する多国間協議は現状では「現実的に困難」であると述べ、北朝鮮との外交的膠着状態が続いていることを強調した。

同相は、北朝鮮関連の問題が、今後予定されている中国の王毅外相との協議における最優先課題になると述べた。

また、インドネシアが一時、南北間の対話を仲介しようとしたが、北朝鮮は提案に応じなかったと述べた。

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