Rie Ishiguro
[東京 30日 ロイター] - 片山さつき財務相は30日の臨時閣議後会見で、この日閣議了解した概算要求基準で通常の歳出とは別に要求額の上限がない「強く豊かな日本投資枠」を創設したことについて、「必要な予算要求は十分行える仕組み。もはやシーリングと呼ぶべきものはない」と述べた。
新しい仕組みの下で、各省庁が政策の優先順位をつけて8月末の期限に向けて予算要求してほしいと語った。また、概算要求基準の文書を起案したのは財務省の事務方で「官邸や官邸周辺ではない」と明らかにした。
その上で、強い経済と財政の持続性を両立することを高市早苗内閣として最も重視しており、「市場とのコミュニケーションも今まで以上に大事」にし、予算要求内容をマーケットに正確に理解されるよう説明を尽くす考えを示した。
最大震度7を観測した熊本地震については、被災地からの要請を待たずに行う「プッシュ型支援」が2026年度予算の予備費で手当てされており、現時点でそれを超える対応は必要になっていないと説明した。