Nicole Jao
[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、約7%急騰した。中東での空爆が再燃したうえ、米政府統計で国内原油在庫が数年ぶりの低水準に落ち込んだことが示され、供給減少への懸念が強まった。
北海ブレント先物の清算値は前日比6.65ドル(7.91%)高の1バレル=90.74ドル。米WTI先物は5.20ドル(6.56%)高の84.46ドルだった。
米国とサウジアラビアは29日、イラクでイランの支援を受ける武装勢力を空爆した。これらの組織がサウジの石油施設に対するドローン(無人機)攻撃を行ったとしている。
エジプトでは、地中海に面した天然ガス積み出し港で爆発が発生。英海事保安会社アンブレイによると、米企業が所有する洋上貯蔵タンカーが無人機に被弾した。
アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「市場は域内の供給リスクの高まりを再び急速に織り込んでいる」と指摘した。
トランプ米大統領がFOXニュースとのインタビューで、イランに対する追加攻撃を約束したことを受けて、原油価格は上げ幅を拡大した。