[29日 ロイター] - 仏高級ブランド、ケリングの第2・四半期売上高は為替変動の影響を除いたベースで2%増加し、アナリスト予想を若干上回った。主力ブランド「グッチ」の既存店売上高は2%減少したが、予想を上回った。
ケリング株は29日序盤の取引で11%上昇した。
グッチの既存店売上高は12四半期連続の減少となったが、減少率は前四半期から縮小し、ルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)の立て直し策が奏功し始めていることを示唆した。デメオ氏は4月、グッチを店舗数を減らしつつも地域を越えて顧客をより深く理解する「完全に顧客第一の組織」に変革することを目指していると述べた。
HSBCのアナリストは顧客向けノートで「ケリングは勢いを取り戻し、特にグッチブランドで上昇志向の強い顧客を再び惹きつけるための正しい優先事項に注力していると考えている」とし、同社株の投資判断を「ホールド」から「バイ」に引き上げた。
デメオ氏は28日、グッチの成長は直線的なものにはならず、アナリストが転換点になると予想していた第3・四半期は「横ばい」になる可能性があると述べた。
RBCはノートで、グッチが通期でのプラス成長回帰という目標を達成するには、下半期に売上高が力強く反発する必要があるとの見方を示した。