[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が29日発表したデータによると、6月の家計借り入れは2018年7月以来の高い伸びとなった。

消費者向け融資は18億0700万ポンド(24億0000万ドル)純増。5月(17億2300万ポンド増)、ロイターがまとめたエコノミスト予想中央値(17億ポンド増)を上回った。前年比の伸び率は9.1%となり、2018年7月以来の高水準となった。

KPMGの金融サービス担当グローバル責任者、カリム・ハジ氏は「晴天とサッカーW杯が、消費者が厳しい経済情勢から一時逃避する機会となり、多くの人がクレジットで買い物をしたとみられる」と述べた。

24日発表の6月の小売売上高は前月比で予想外に増加。気温の上昇やサッカーのワールドカップを背景にエアコンや衣料品への支出が伸びた。

キャピタル・エコノミクスのチーフUKエコノミスト、ポール・デールズ氏は、英中銀のデータは家計が支出のために貯蓄を取り崩していることを示唆すると述べた。

6月の住宅ローン承認件数は5万8200件で、5月の5万6565件から増加した。承認から少なくとも1カ月遅れて反映される住宅ローン貸出額は77億ポンド純増で、25年3月以来の大きな伸びとなった。ロイターがまとめたエコノミストの予想中央値は、承認件数が5万7100件、貸出額が39億5000万ポンド純増だった。

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