Maki Shiraki

[東京 29日 ロイター] - ANAホールディングスが29日発表した2026年4─6月期連結純決算では、純利益が前年同期比15.4%減の194億円だった。国際旅客・国際貨物を中心に需要は好調だったが、中東情勢に伴う燃油費増加が響いた。27年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。

併せて、ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルの「E190━E2型」機8機の追加発注を決めたことも発表した。カタログ価格は約1050億円。

通期の純利益予想は前期比43.2%減の960億円。IBESがまとめたアナリス‌ト13人による予想平均値は1072億円となっている。

会見した中堀公博グループCFO(最高財務責任者)は「ホルムズ海峡開放の観測が出始めた5月中旬以降、原油の市況価格が低下したため燃油費が当初の前提より大幅に良化し、710億円の増加にとどまった」と話した。ただ、中東情勢の緊張が再燃しており「不確実性は高まっている」としてリスク要因を注視し、7─9月期の状況を踏まえ、下期の市況予想の前提に反映したと述べた。

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