[香港/ロンドン 29日 ロイター] - 英銀スタンダード・チャータードが29日発表した上半期決算は、税引前利益が9%増加しアナリスト予想を上回った。ウェルス・マネジメント、マーケット、グローバル・バンキングの各部門が好調だった。一方、イラン紛争に絡む信用関連費用が重しとなった。
上半期の税引前利益は47億8000万ドル。前年同期は43億8000万ドル、同行がまとめたアナリスト16人の予想平均は45億2000万ドルだった。
営業利益は9%増の116億ドル。
地政学的な不確実性と中東紛争の波及リスクに関連して4億4600万ドルの減損を計上した。4月には、中東情勢の影響による損失に備えて1億9000万ドルの引当金を計上していた。
調整後純利ざやは2.04%。普通株式等ティア1(CET1)比率は14.2%。
2026年通期について、営業利益の伸び率を5─7%の中間と予想した。
10億ドルの自社株買いを発表したほか、1株当たり20.4セントの中間配当を実施すると表明。前年の12セントから増額した。