米共和党のジョン・ケネディ上院議員は7月26日、トランプ政権が新たに発表したサウジアラビアとの民生用原子力協定について懐疑的な見方を示し、議会で協定の審査が始まるのを前に、党の方針と一線を画した。

ケネディの発言は、ドナルド・トランプ大統領が協定を発表し、さらにサウジアラビアがイスラエルとの国交正常化を進めることを条件に付け加えたことを受けたものだ。この条件は超党派の批判を招いており、議会で承認されるかどうかにも疑問が生じている。

CBSニュースの番組「フェイス・ザ・ネーション」で、この協定に納得しているかと問われたケネディは、「将来的には賛成するかもしれないが、今は反対だ」と答えた。

ルイジアナ州選出の共和党議員であるケネディは、アメリカがイランと戦争状態にあるなかでサウジとの原子力協定を進めることは、矛盾したメッセージを発することになると主張した。

「ある国の核兵器入手を止めるために爆撃している一方で、別の国とは民生用とはいえ原子力協定を結ぼうとしている」とケネディは述べた。「商業的な協定であることは理解しているが、世界は将来的に核兵器につながる可能性があるものとして受け止めるだろう」

ケネディは繰り返し、自身が懸念しているのは民生用原子力協力という考え方そのものではなく、そのタイミングだと強調した。

「世界は一触即発の状態にある」と述べ、中東や欧州など各地の不安定化を背景に、各国が自国の核抑止力の確保に神経をとがらせていると指摘した。

イランへの強硬姿勢は支持
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