Atsuko Aoyama
[東京 27日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 163.57/163.61 1.1405/1.1407 186.59/186.60
午前9時現在 163.61/163.63 1.1394/1.1396 186.43/186.45
NY午後5時 163.84/163.86 1.1367/1.1370 186.27/186.31
午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤と比べてややドル安/円高の163円半ばで推移している。中東情勢を巡って過度な懸念が後退した一方、日米中銀による金融政策決定会合を控えて積極的にポジションを動かす市場参加者は少ない。
ドルは朝方に163円後半から163円半ばへと売りが強まった。午前中には一時163.46円まで下げが深まったものの、午後にかけては163円半ばでのもみ合いに終始した。
市場では日米中銀の金融政策決定会合に向けて見極めムードが広がっている。30日早朝に結果が判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)については、「タカ派的据え置き」(国内銀行の為替ディーラー)になるとの予想も聞かれる。年内の利上げ予想回数が増減しても利上げという方向性が変化するわけではなく、徐々にドル買い/円売りが進むことに変わりはないとの見方がある。
ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が金融政策の方向性を事前に示唆しないことで、当日の決定内容次第で変動が大きくなるリスクも意識されている。市場では金融政策の方向性を「織り込むことができておらず、ボラティリティーがある程度高まることを想定する必要がある。これまでより発言などへの感応度が高まる可能性がある」(セントラル短資FX市場業務部の富永貴之部長)との声が聞かれる。
ドルが160円を突破してからのドル高/円安のスピードの速さも意識されている。特に162円台から164円目前まで短期間にドル高/円安が進行しており、日米中銀会合を経て週内に165円までドル高/円安が進むと「スピードが速すぎるという理由で為替介入を打つことも可能ではないか」(セントラル短資FXの富永氏)との見方がある。